ラスベガス水(Water)事情
光陰矢の如し(Time Flies!!)の言い訳から失礼します。あっという間に2021年も8月になってしまいました。前の2月のブログは、私の息子でもないのですがラスベガスバレー出身のクリス ブライアントの自慢、アメリカメジャーリーガー元シカゴカブスのお話しでした。彼は先日ナショナルリーグ西部で独走中のサンフランシスコジャイアンツに移籍してしまいました。
ところで肝心なお話しはラスベガスの水事情です。お水に関してはラスベガスに移住を希望される方々からも多くの問い合わせがあります。先週ラスベガスWater District在籍16年の職員、Katie Hornさんが弊社でラスベガスの水事情の説明をされました。今年の7月、8月には雨が降りましたが、昨年に関しては私の記憶では年に2回くらいしか雨の記憶がありません。ラスベガスは砂漠ですので不思議はないのですが、Katieさんのお話しはとても興味深く安心できる内容でした。
Katieさんのお話しの結論から言いますと、ラスベガスの水事情はお隣のアリゾナ州、カリフォルニア州より良い状態だという事です。お水の90%はコロラドリバーからのものだそうです。Lake Mead湖の水位はとても低くなったのですが、お水は確保されていると自信を持ってお話しされていました。それでも不安だという方は(ttps://www.lvvwd.com/)こちらのWebsite連絡先に連絡してくださいという事です。
そうは言うものの、どんどん新築物件が建築されているラスベガスが心配という質問に対しては、最新のテクノロジーにより、新築物件のお水の使用量は極少化されているので新築物件が増えてもさほど問題ではない、そして一般住宅のみならず商業地、大規模カジノホテルのお水の99%はリサイクルされているという事です。しかし、室内のお水は再生できますが、屋外の植物、芝等へのお水に関してはリサイクルできないという事で、ランドスケープを芝からデザートスタイル(砂利等)に変更されるホームオーナーへは奨励金のようなものが支給されています。その申請をひとたび行った場合、元の芝に戻すには罰金を支払って植える事になります。
大量のお水を必要とされるゴルフコースに関しては多くのゴルフコースで独自の井戸を持ち賄っているとの事です。砂漠のゴルフ場のお水は多くの水鳥や野生動物の必須水場でもあります。
ラスベガスへの移住をお考えの方、お水に関してはとりあえず安心してくださいというお話しでした!!
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