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ラスベガス住宅事情

こんにちは、暑中お見舞い申し上げます。


セールスが減少しているにもかかわらず価格が高いのは、魅力に欠ける住宅の価格が高すぎるためかもしれません。


LVR (Las Vegas Realtor)の報告によると、オファーがないまま売りに出されている一戸建て住宅は6月末時点で4,411戸あり、これは1年前より11.8%の増加です。


コンドミニアム・タウンハウスも1,367件あり、前年比で47%もの増加となっています。


この47%という数字は、やはり価格調整が必要であることを示しているのでしょうか?



6月の既存の一戸建て住宅の販売平均価格は475,000ドルで、2023年6月より7.7%上昇しています。


一戸建て史上最高額の2022年の482,000ドルに近づいています。コンドミニアム・タウンハウスは295,000ドルで、昨年6月より7.3%の上昇です。



6月のセールス全体は先月に比べて12.5%減少し、前年同月日より9.4%減少しています。しかし、MLSセールスの数字には新築物件のセールスは含まれていないため、新築物件を含めた場合の正確な数字は不明です。


売り物件全体は先月より8.5%減少していますが、2023年6月に比較すると6.1%上昇しています。




以下Clark County Year Over Year Juneは昨年6月と今年の6月の住宅販売数を比較したクラークカウンティのデータです。ラスベガス地図上で各Zip Code毎の動きをご覧ください。

弊社は地図の左、89135北側に位置しています。







以下に示すSFRインベントリーレポートは、一戸建て住宅の在庫(=リスティング数)と価格の中央値を示しています。

金利が下がり動きが出てくると、価格がさらに上昇すると思われます。今月から買い手がブローカー手数料を負担するという規則が始まりますが、正式には8月17日からの施行とされています。それにもかかわらず、既にMLSからは買い手の手数料を示す欄が削除されています。実際に、8月以前に売り出された物件でも買い手の手数料負担を取り消す売り手もいると思います。


しかし、それに伴いマーケット価格が下がったわけではありませんので、しばらくの間は落ち着くまで本当のマーケット価格を探る状態になると考えています。売り値の2.5%~3%の負担が売り手から軽減されるのであれば、それが価格に反映されるのではないかと考えています。

6月(ROC Titleには誤って7月と記載されていますが、正しくは6月です)の時点で6,846件の売り物件がありますが、そのうちの4,411件にはまだオファーが入っていない状態です。これは、多くの売り手が今後さらに値上がりすると考え、それまで待つという姿勢をとっているのではないでしょうか。


ご質問等ございましたら、お気軽にお問合せください。




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