ラスベガス 住宅情報
毎度同じ言い訳で申し訳ありません。時の経つのが早すぎ年初から住宅情報の更新を書こう書こうと思いながら秋になってしまいました。
ラスベガスの住宅価格は昨年2020年のCOVID期間はShowingやオープンハウスに規制があり、家を売りたいという人々も少なく売り物件がなく、5月以降から年末まで静かなマーケットだったと思います。しかし、価格は右肩上がりに静かに上昇していました。実際既に2019年末から上昇の勢いが見えていました。左の表をご覧ください。2020年12月の数字です。一戸建て住宅の中央値は30万半ば、コンドミニアムは20万ドル近い価格でした。
今年の春には圧倒的に売り物の数が減り2−4月にはClark County全体で2000件を下回りました。以前は8000−9000の売り物件がありましたのでいかに少なくなったかがお分かりだと思います。春にはオファーを出しても出しても買えないという日々で、優良物件に関しては売り出せば30くらいのオファーがすぐに入る状況でした。ContingencyなくすぐにCloseできる現金購入者が強く、Cash is Kingとはまさにその通りでした。
8月もラスベガスでは47%くらいが現金購入です。
今年8月の状況ですが右の表をご覧ください。
ラスベガスで30万以下の家を買う事が現在とても困難になりました。
中間値は40万ドルを上回わり、比較的に安い価格だったコンドミニアムもかなり値上がりをしております。
今後の動きとして、このような値上がりを考慮してリーマンショックの様な値下がりになるかもと思われている人々が多いと聞いていますが、専門家は今後5年間のラスベガス住宅価格は右肩上がりだと推定しています。一つには下がる要因がないという事と、いまだに多くの人々がラスベガスに移住しており、人口増加が購買に拍車をかけているからです。それによりレント価格もかなりの値上がりを見せています。
年初には投資家が値上がりのため購入を控えているという話も聞きましたが、実際にはヘッジファンドの旺盛な買いが価格を引き上げているという事も値上りの要因の様です。7月にはとあるEscrow会社は一気に280近い物件をEscrowに入れていると聞きました。
彼らはレントの上昇や将来の値上がりを期待してラスベガスへの爆買いを再開したのかもしれませんし、ダブついている現金の行き場を探しているだけなのかもしれません。
レートの動きは上下ありますが、末長く住むつもりのお家の購入を方はまだまだ低いモーゲジレートを考慮してご検討されてみてはいかがでしょうか?
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