2021年ラスベガスマーケット情報
昨年に続き本年2020年もどうぞよろしくお願い致します!
さて、ラスベガスの不動産価格は右肩上りで2022年に突入しました。
パンデミックにより経済状況は依然芳しくなかったはずですが、住宅販売は2021年に史上最高に達し、ラスベガスの2021年は住宅販売記録を更新し記録的な年を終えました。
全体の販売件数(一戸建、コンドミニアム、タウンホーム)は50,010件で、2020年から21.5%も増加しました。一戸建の平均販売価格は、昨年12月に425,000ドルで、11月から1.2%、5,000ドル上昇し、2020年12月からは23.2%上も昇しました。
(Las Vegas Realtorより)
住宅購入の熱狂は他米国の都市もほぼ同様で、在庫が少なく、価格の下がる気配は未だないようです。このように中古物件の価格の高騰により、割安に思える新築物件、まだ建築が始まっていない土地からの注文が異常な人気です。昨年クリスマス前にSWエリアにこれからできるKB HomeのNew Homeサイトに行き様子を聞きましたら、90件の戸数に対してその時点で300人以上の応募があると言われました。今年1月に抽選が行われるという事でお客様の名前を入れてもらいましたが、もし、1月に当選の電話連絡が入った時点でその本人が電話に出ない場合は次の当選者に回されるという事でした。こんな状況は未だかって経験がないとKBの方も話されていました。
しかし、コロナウイルスの発生によって引き起こされた高い失業率にも関わらずの昨年の急速な売り上げと記録的な高値の加速を思いますと、今年はモーゲージの利上げもあるとされ、そろそろ落ち着くのではないかと思っているのですが。
連邦政府のデータによりますと、11月のラスベガスの失業率は6.3%で、2021年1月の9.8%からは低下しましたが、ロサンゼルスに次ぐ6.4%と、大都市圏の中で2番目に高い水準です。
パンデミックによって引き起こされた失業はサービス部門に集中していました。ホワイトカラーの労働者は自宅で働き始め、仕事を続けながら、歴史的な低水準にある住宅ローンの利率を利用して、多くの人々が新しい場所の住宅を購入し、予期せぬアメリカの住宅ブームを後押ししたようです。
ラスベガスもその状況だと思います。パンデミックの間、特にカリフォルニアなどのより高価な市場から、在宅勤務可能になった人々が広いスペースを求めネバダ州に家を購入された例が多く見られたと思います。その影響を受けてか、先月のマンションとタウンホームの平均販売価格は、11月の前回の高値から0.8%、つまり2,000ドル上昇し、過去最高の242,000ドルでした。
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